誘掖(読み)ユウエキ

デジタル大辞泉 「誘掖」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐えき〔イウ‐〕【誘×掖】

[名](スル)力を貸して導いてやること。「後進誘掖する」
[類語]指導導き教え手引き指南教授教育訓育教導補導ほどう善導鞭撻べんたつ手ほどき教習コーチ助言教示訓示アドバイスコンサルティングカウンセリング伝授する講義する講ずる仕込むたたき込む育てる導く仕付ける教鞭を執る薫育教化教学文教育英教えるガイダンス手を取る示教指教徳育知育体育矯正薫陶入れ知恵洗脳感化徳化醇化啓発啓蒙

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精選版 日本国語大辞典 「誘掖」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐えきイウ‥【誘掖】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「誘」は前にいて導く、「掖」はそばから助けるの意 ) みちびき助けること。補佐すること。
    1. [初出の実例]「妄行のあやまりをさとらしめ中行の位へ誘掖(ユウヱキ)なされんとの不屑(ふせつ)の教誨なるべし」(出典翁問答(1650)下)
    2. [その他の文献]〔詩経‐陳風・衡門序〕

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普及版 字通 「誘掖」の読み・字形・画数・意味

【誘掖】ゆう(いう)えき

導き助ける。〔詩、陳風、衡門、序〕衡門は僖を誘ふなり。愿(げん)にして志を立つる無し。故に是の詩を作り、以て其の君を誘掖するなり。

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