(読み)ショウ

デジタル大辞泉 「誦」の意味・読み・例文・類語

しょう【誦】[漢字項目]

[音]ショウ(漢) ジュ(呉) [訓]となえる そらんじる
〈ショウ〉
声を出して読む。となえる。「愛誦詠誦口誦読誦・朗誦」
暗記して読む。そらんじる。「暗誦
〈ジュ〉お経をとなえる。「読誦念誦諷誦ふうじゅ諷誦ふじゅ
[名のり]すみ
難読誦経ずきょう

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精選版 日本国語大辞典 「誦」の意味・読み・例文・類語

しょう【誦】

  1. 〘 名詞 〙
  2. そらんじること。そらんじてよむこと。暗誦。
    1. [初出の実例]「七言絶句の詩一首をしへて、其意を解し聞せしに、やがて誦(ショウ)をなしければ」(出典随筆・折たく柴の記(1716頃)上)
  3. 節をつけてよむこと。となえること。

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