説文(読み)セツモン

デジタル大辞泉 「説文」の意味・読み・例文・類語

せつ‐もん【説文】

漢字原義成立を説明すること。
説文解字」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「説文」の意味・読み・例文・類語

せつ‐もん【説文】

  1. ( 「文」は文字の意 )
  2. [ 1 ] 漢字の成立と原義とを説きあかすこと。字源について解説すること。〔易林本節用集(1597)〕
  3. [ 2 ]せつもんかいじ(説文解字)」の略。
    1. [初出の実例]「郊とは説文に距(くにをさること)百里を為郊。爾雅には、邑外を郊と云ぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
    2. 「説文で字を引く事などは」(出典:つゆのあとさき(1931)〈永井荷風〉八)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「説文」の意味・わかりやすい解説

説文
せつもん

説文解字」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の説文の言及

【説文解字】より

…単に《説文》ともいう。中国で漢字の構成すなわち〈六書(りくしよ)〉に従ってその原義を論ずることを体系的に試みた最初の字書。…

※「説文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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