調弦(読み)チョウゲン

デジタル大辞泉 「調弦」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐げん〔テウ‐〕【調弦】

[名](スル)弦楽器の弦の音律を調えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「調弦」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐げんテウ‥【調弦・調絃】

  1. 〘 名詞 〙 弦楽器の弦の音律を整えること。
    1. [初出の実例]「調絃 箏和琴ともに、柱を立て、調子をしらぶるを、仁智要録、類箏治要、東遊古譜等に、調弦とあり」(出典:歌儛品目(1818‐22頃)八)
    2. [その他の文献]〔謝朓‐贈王主簿詩〕

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世界大百科事典(旧版)内の調弦の言及

【調律】より

…鍵盤楽器,音程をもつ打楽器,管楽器の管長や指孔の形状・位置,フレット楽器のフレット位置などが対象となる。鍵盤のない弦楽器の開放弦については調律といわずに調弦という。音高決定には2通りの方法がある。…

※「調弦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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