諸国(読み)ショコク

デジタル大辞泉 「諸国」の意味・読み・例文・類語

しょ‐こく【諸国】

多くの国々。いろいろな国。「諸国を行脚する」「近隣諸国
[類語]列国各国万国両国列強万邦世界内外中外四海しかい八荒はっこう宇内うだい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諸国」の意味・読み・例文・類語

しょ‐こく【諸国】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 莫然とした限定されない意味での、ほうぼうの国々。さまざまの国々。
    1. [初出の実例]「天平勝宝七歳乙未二月相替遣筑紫諸国防人等歌」(出典万葉集(8C後)二〇・四三二一・題詞)
    2. 「蓮花谷にて法師になり、諸国七道修業して、しうの後世をぞとぶらひける」(出典:平家物語(13C前)三)
  3. 制度上で登記されているあらゆる国。五畿七道のすべての国。全国
  4. より制限された特定のいくつかの国々。
    1. [初出の実例]「件北条丸以下郎従等、相分賜五畿山陰山陽南海西海諸国、不論庄公」(出典:玉葉和歌集‐文治元年(1185)一一月二八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「諸国」の読み・字形・画数・意味

【諸国】しよこく

国々。

字通「諸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android