諸宗(読み)ショシュウ

デジタル大辞泉 「諸宗」の意味・読み・例文・類語

しょ‐しゅう【諸宗】

いろいろの宗派、または、宗旨多く仏教でいう。

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精選版 日本国語大辞典 「諸宗」の意味・読み・例文・類語

しょ‐しゅう【諸宗】

  1. 〘 名詞 〙 多くのいろいろな宗派、または宗旨。主に仏教でいう。
    1. [初出の実例]「天台法華宗勝於諸宗者。拠所依経故。不自讚毀他、庶有智君子。尋経定宗也」(出典:法華秀句(821)下)
    2. 「婬をたたざれば魔道に落つと説けり、諸宗(ショシウ)学者、多く魔道にをつる此故にや」(出典:米沢本沙石集(1283)四)

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