謝絶(読み)シャゼツ

デジタル大辞泉 「謝絶」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐ぜつ【謝絶】

[名](スル)相手の申し入れを断ること。「要求謝絶する」「面会謝絶
[類語]辞退固辞断り願い下げ御免断る拒むいな辞する謝する拒絶する拒否する遠慮する一蹴する不承知難色拝辞する退けるね付ける突っねる峻拒しゅんきょする

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精選版 日本国語大辞典 「謝絶」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐ぜつ【謝絶】

  1. 〘 名詞 〙 拒絶すること。断わること。辞退して断わること。
    1. [初出の実例]「謝日は謝絶した心であらうぞ」(出典:史記抄(1477)一五)
    2. 「歓楽の事を謝絶して、専ら学問を好み」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐斉武王伝〕

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普及版 字通 「謝絶」の読み・字形・画数・意味

【謝絶】しやぜつ

ことわる。〔史記儒林、申公伝〕(太子)戊、學を好まず、申を疾(にく)む。~申之れを恥ぢて魯に歸り、居して家にふ。身門を出でず、復(ま)た客を謝す。獨(た)だ王命じて之れを召すときは、乃ちく。

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