識見(読み)シキケン

デジタル大辞泉 「識見」の意味・読み・例文・類語

しき‐けん【識見】

物事を正しく見分ける力。また、優れた意見見識。しっけん。「識見のある人」
[類語]見識一見識教養眼識目利き洞察先見明察炯眼けいがん活眼慧眼眼力眼光心眼達眼審美眼目が高い目が利く目が肥える

しっ‐けん〔シキ‐〕【識見】

しきけん(識見)

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精選版 日本国語大辞典 「識見」の意味・読み・例文・類語

しき‐けん【識見】

  1. 〘 名詞 〙 物事を正しく見分ける能力。また、学識と意見。すぐれた意見。見識。
    1. [初出の実例]「当世の人は識見のここに及ぶ者はあるまじき也」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)五)
    2. [その他の文献]〔梁渓漫志‐四〕

しっ‐けんシキ‥【識見】

  1. 〘 名詞 〙しきけん(識見)

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普及版 字通 「識見」の読み・字形・画数・意味

【識見】しきけん

ことの是非を見わける能力。見識。〔世説新語、棲逸〕(ち)書()、謝居士(こじ)(敷、字は慶緒)と善し。常に(い)ふ、謝慶見人(こ)えずと雖も、以て心を累(わづら)はすべきの處は、(すべ)て盡きたりと。

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