負ひ持つ(読み)オイモツ

デジタル大辞泉 「負ひ持つ」の意味・読み・例文・類語

おい‐も・つ〔おひ‐〕【負ひ持つ】

[動タ四]名としてもつ。名のる。
「名をば大久米主おほくめぬしと―・ちて」〈・四〇九四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「負ひ持つ」の意味・読み・例文・類語

おい‐も・つおひ‥【負持】

  1. 〘 他動詞 タ行四段活用 〙
  2. 荷物をにない持つ。背負う。
    1. [初出の実例]「重華は盲父を担(オヒモ)歴山を耕(たがへ)して」(出典:東大寺諷誦文平安初期点(830頃))
  3. 名を持つ。名のる。
    1. [初出の実例]「大伴の 遠つ神祖(かむおや)の 其の名をば 大久米主と 於比母知(オヒモチ)て」(出典:万葉集(8C後)一八・四〇九四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む