貫道(読み)カンドウ

デジタル大辞泉 「貫道」の意味・読み・例文・類語

かん‐どう〔クワンダウ〕【貫道】

道を貫くこと。また、諸道根本精神を貫くこと。
雪舟の絵における、利久が茶における、其の―する物はいつなり」〈笈の小文

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精選版 日本国語大辞典 「貫道」の意味・読み・例文・類語

かん‐どうクヮンダウ【貫道】

  1. 〘 名詞 〙 道をつらぬくこと。また、諸道の根本精神をつらぬくこと。
    1. [初出の実例]「唐李漢序韓文云。文者貫道之器也」(出典:済北集(1346頃か)二〇・通衡之五)

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普及版 字通 「貫道」の読み・字形・画数・意味

【貫道】かんどう(くわんだう)

道を貫く。唐・李漢〔昌黎先生集の序〕を貫くのなり。斯のに深からざれば、至ること、不(あら)ざるなり。

字通「貫」の項目を見る

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