賢君(読み)ケンクン

デジタル大辞泉 「賢君」の意味・読み・例文・類語

けん‐くん【賢君】

賢明な君主明君

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精選版 日本国語大辞典 「賢君」の意味・読み・例文・類語

けん‐くん【賢君】

  1. 〘 名詞 〙 賢明な君主。かしこくてすぐれた君主。明君。
    1. [初出の実例]「豈亡国の先人の為に有徳の賢君(ケンくん)を謀らんや」(出典太平記(14C後)一八)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐秦策・恵文君〕

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普及版 字通 「賢君」の読み・字形・画数・意味

【賢君】けんくん

賢主。〔戦国策、秦二〕陳軫(ちんしん)、秦王に謂ひて曰く、義渠君は蠻夷の賢君なり。王、之れに賂(まひなひ)して、以て其の心を撫するに如(し)かずと。秦王曰く、善しと。因りて千匹、好女百人を以て、義渠君に(おく)れり。

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