精選版 日本国語大辞典 「贈物」の意味・読み・例文・類語
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…心の中の印象や意図は無媒介的に受け手には伝わらない。謝意の贈物,身ぶり,音声,あるいは文字などの事物的パターンを媒介にして表出されるほかない。これらの媒体がメディアmediaであり,この語は人間と神との媒介者である霊媒の英語名medium,さらにその複数形のmediaに由来する。…
…近世までの文献にはこの日とくに贈答を行った記事はみられず,この贈答の成立には古くからあった盆礼,八朔(はつさく)礼,暑中見舞などの贈答習俗がかかわっている。とくに盆は祖霊の供養にとどまらず,生御霊(いきみたま)と称し存命の父母に子どもらが魚を贈る習慣があったが,これが親族間の供物のやりとりに,さらには近代の都市の発達による交際関係の拡大に伴い贈答の範囲も広がって,今日みるような歳暮(せいぼ)同様のふだん世話になる者への礼としての贈物となった。そのため盆礼本来の意味を失ったことから中元の称を当てるにいたったものと思われるが,今でも関西はじめ旧盆を行う東京以外の地域では,中元も盆に合わせ8月に贈るところが多い。…
…贈物としての酒樽,菓子のせいろう,魚の盤台(はんだい)などを,家の前や道端に高く積み上げて飾ること。また,その品物のこと。…
…正月に子どもらに与えるこづかい(お年玉)をいうが,かつては新年を祝ってする贈物全般を指した。年初に贈物をする習慣は,室町末にはすでに公家の間でも盛んで種々の品が用いられたが,近世になると武士は太刀,商人は扇子,医者は丸薬などとそれぞれの品が特定化した。…
…今日では一般に病気や災害など不幸なできごとに遭遇した者を慰めるために訪問することをいい,またその際なされる贈物を呼ぶ。火事や水害などの見舞はもっぱら経済的援助を旨とする。…
…彼岸において用いるためである。古ゲルマンの社会では〈贈物はお返しを求める〉という言葉があり,ランゴバルド法においてもお返しはラウネギルトという形をとり,無償の贈与という考え方はなかった。贈物を受け取ると贈った人の人格も移ってくると信じられており,贈物をもらったお返しをしないと贈主に従属する危険もあったのである。…
※「贈物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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