赤石(読み)あかいし

日本歴史地名大系 「赤石」の解説

赤石
あかいし

[現在地名]東部町大字和

宝永三年(一七〇六)中曾根村・栗林村差出帳(上田藩村明細帳)には「中曾根村大塚・赤石」とみえ、元和八年(一六二二)の上田領石高帳(重田家文書)や、天保五年(一八三四)の天保郷帳には「大川・赤石」と記されている。この赤石集落は今はないが、中曾根村と本海野もとうんの村との境で、丸山古墳より東へおよそ二、三町の地籍を現在小字「赤石」とよんでいるから、この付近にあったと推定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android