あか‐み【赤身】
〘名〙
※
小鳥の巣(1910)〈
鈴木三重吉〉上「毛がすっかり剥げ抜けて、赤身の出たよぼよぼの雌犬がゐたのを」
※朝の悲しみ(1969)〈
清岡卓行〉四「魚は、白身が好きで、赤身が嫌い」
せき‐しん【赤身】
〘名〙 (「赤」は、
はだかの意)
衣服をつけていない、はだかの体。あかはだか。すはだか。
赤裸(せきら)。
※通俗赤縄奇縁(1761)四「若
(もし)他
(かれ)が手に
一銭の儲
(たくはへ)もなき時は、
従良の時に臨んで、赤身
(セキシン)(〈注〉ハダカ)にて門を出すべけんや」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「赤身」の意味・読み・例文・類語
あか‐み【赤身】
1 動物、特に魚の肉の赤い部分。⇔白身。
2 木材の中心部の赤みを帯びた堅いところ。心材。⇔白太。
せき‐しん【赤身】
1 衣服をつけていない、むき出しのからだ。
2 武具を身につけていないこと。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通
「赤身」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報