起立(読み)キリツ

デジタル大辞泉 「起立」の意味・読み・例文・類語

き‐りつ【起立】

[名](スル)立ち上がること。「全員起立して迎える」
[類語]立つ佇む立ち尽くす突っ立つ起こす起きる立てる引き起こす起き上がる立ち上がる直立仁王立ち棒立ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「起立」の意味・読み・例文・類語

き‐りゅう‥リフ【起立】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りゅう」は「立」の正音 )
  2. 寺社などを建立(こんりゅう)すること。造営。また、その由来起源きりつ
    1. [初出の実例]「山門大講堂起立之事、於分国令入遂造営者、別而可為懇切候也」(出典:上杉家文書‐天文二二年(1553)四月二〇日・天台座主堯尊法親王御書状)
  3. きりつ(起立)
    1. [初出の実例]「一切の四衆、起立(キリウ)(〈注〉タチ)して、たなこころをあはせ」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)四)

き‐りつ【起立】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 立つこと。立ち上がること。きりゅう。
    1. [初出の実例]「顔色無色不起立」(出典:江談抄(1111頃)三)
    2. [その他の文献]〔説苑‐善説〕
  3. 都市などを建設すること。また、寺社などを建立、造営すること。きりゅう。
    1. [初出の実例]「各処に起立せる諸都府の内に」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「起立」の読み・字形・画数・意味

【起立】きりつ

立つ。

字通「起」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android