路線(読み)ろせん

精選版 日本国語大辞典 「路線」の意味・読み・例文・類語

ろ‐せん【路線】

〘名〙
① 一地点から他の地点に達する道路鉄道自動車などの道筋
※地方官会議日誌‐六・明治八年(1875)六月二七日「路線の起る処と其達する地位等を」
② ある組織団体などで、目標に向けての運動方針方向
日本思想(1961)〈丸山真男〉二「小林秀雄ら『文学界主流の路線に思想的に一層接近する」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「路線」の意味・読み・例文・類語

ろ‐せん【路線】

交通機関の、ある地点から他地点に至る道筋。「航空機路線を開く」
団体や組織などの運動の基本方針。「協調路線に変更する」
[類語]主義方針建前信条イデオロギーモットー指針

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ダモクレスの剣

常に身に迫る一触即発の危険な状態をいう。シラクサの僭主ディオニュシオス1世の廷臣ダモクレスが王者の幸福をたたえたので,王がある宴席でダモクレスを王座につかせ,その頭上に毛髪1本で抜き身の剣をつるし,王...

ダモクレスの剣の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android