身柄(読み)みがら

精選版 日本国語大辞典 「身柄」の意味・読み・例文・類語

み‐がら【身柄】

〘名〙
① からだ。身体。特に、自分のこのからだ。また、その人物のからだ。
蜻蛉(974頃)上「ことのはは散りもやするととめおきて今日はみからもとふにやはあらぬ」
日葡辞書(1603‐04)「ヤウヤウ migarabacari(ミガラバカリ) タスカッタ」
② 身のほど。身分のほど。分際
古今著聞集(1254)六「かやうの身がらにては、かくうるはしからでは見参の便宜候はで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「身柄」の意味・読み・例文・類語

み‐がら【身柄】

人間のからだそのもの。その人自身。「身柄を預かる」「被疑者身柄を送検する」
身分。身のほど。「身柄をわきまえる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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