身辺雑記(読み)シンペンザッキ

デジタル大辞泉 「身辺雑記」の意味・読み・例文・類語

しんぺん‐ざっき【身辺雑記】

自分の身のまわりで起きたことを、とりとめもなく書きつけること。また、書きつけたもの。
[類語]随筆エッセー随想小品小文小品文漫文漫筆スケッチ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「身辺雑記」の意味・読み・例文・類語

しんぺん‐ざっき【身辺雑記】

  1. 〘 名詞 〙 自分の身のまわりに起こったいろいろのことを、まとまりもなく書きつけること。また、その書きつけたもの。
    1. [初出の実例]「『後ろから見た』女房の眼(まな)ざしで実生活に密着し、そこにひろった『身辺雑記』的題材をあけくれ磨きあげるしかなかったのである」(出典女房文学論(1947)〈平野謙〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android