軌道運動(読み)キドウウンドウ

デジタル大辞泉 「軌道運動」の意味・読み・例文・類語

きどう‐うんどう〔キダウ‐〕【軌道運動】

物体重力などの力を受け、ある軌道を描いて運動すること。太陽周囲をまわる惑星地球の周囲を周る月や人工衛星の運動を指す。地球と人工衛星のように、一方の物体の質量および空気抵抗を無視できるとき、地表上空のある点から物体を水平に発射すると、初速度が速くなるにつれて、その軌道は円軌道、楕円軌道、放物線軌道、双曲線軌道になる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

少子化問題

少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...

少子化問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android