軍配を上げる(読み)グンバイヲアゲル

デジタル大辞泉 「軍配を上げる」の意味・読み・例文・類語

軍配ぐんばい・げる

相撲で、行司が勝ったほうの力士軍配団扇うちわで指し示す。転じて試合競争などで、勝利・優勢の判定を下す。
[類語]勝つ打ち勝つ競り勝つ打ちのめす打倒勝利戦勝凱旋制覇凱歌を揚げる

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精選版 日本国語大辞典 「軍配を上げる」の意味・読み・例文・類語

ぐんばい【軍配】 を 上(あ)げる

  1. ( 行司が勝ち力士のがわ軍配団扇(うちわ)を上げて勝敗の判定を示すところから ) 審判官第三者が試合や勝負、競争、論争などで勝利、または優勢の判定を下すこと。勝利の判定をする。
    1. [初出の実例]「逍遙に軍配を挙げるわけでもない」(出典:若き鴎外(1949)〈唐木順三〉二)

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