デジタル大辞泉 「辺」の意味・読み・例文・類語
へん【辺】
2 漠然とした事柄。「その
3 およその程度。くらい。「その
4 はて。限り。「一望、
5 数学で、等号・不等号の両側にある項。
6 幾何学で、角・多角形・多面体などをつくっている各線分または半直線。
7 囲碁で、隅を除いた、5~4線あたりより外側の部分。「上
[類語]辺り・周辺・近辺・四辺・周囲・まわり・近く・付近・
へん【辺〔邊〕】[漢字項目]
[学習漢字]4年
〈ヘン〉
1 中央から隔たった所。国境。果て。「辺境・
2 ある物を中心としてその付近。あたり。「縁辺・海辺・机辺・近辺・口辺・周辺・身辺・水辺・
3 幾何学で、多角形の一つの線分。「斜辺・底辺・等辺・四辺形」
4 数学で、等号や不等号の左右にある数・式。「右辺・左辺」
〈べ〉「
ほとり【▽辺/▽畔】
「子供の身の―の世話から言っても」〈藤村・新生〉
2 海や川・池などの水際。きわ。「川の―を散歩する」
3 はし。はずれ。辺際。
「―の
4 側近の者。また、縁故の者。縁辺。
「人ひとりを思ひかしづき給はむ故は、―までも匂ふ
[類語]端・側・
へ【▽辺/▽方】
1 そのものにごく近い場所、また、それへの方向を示す。近く。ほとり。あたり。
「大君の―にこそ死なめ」〈続紀・聖武・歌謡〉
2 (多く「沖」と対句になって)海のほとり。うみべ。
「沖見ればとゐ波立ち―見れば白波さわく」〈万・二二〇〉
[接尾]名詞、動詞の連体形の下に付く。普通「え」と発音され、また濁音化して「べ」ともなる。
1 その辺り、その方向などの意を表す。「
2 その頃の意を表す。「