近作(読み)キンサク

デジタル大辞泉 「近作」の意味・読み・例文・類語

きん‐さく【近作】

その作者の最近の作品

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「近作」の意味・読み・例文・類語

きん‐さく【近作】

  1. 〘 名詞 〙 近頃製作したもの。最近の作品。特に芸術文学などの作品にいう。
    1. [初出の実例]「我等旧作近作共に閑暇の時は、幾度と申ことなく直し申候」(出典:蛻巖先生答問書(1751‐64か)下)
    2. 「君に近作(キンサク)を一つ朗読して貰ひたいのだがね」(出典:不思議な鏡(1912)〈森鴎外〉五)
    3. [その他の文献]〔宋史‐周必大伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「近作」の読み・字形・画数・意味

【近作】きんさく

最近の作。

字通「近」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android