近臣(読み)キンシン

デジタル大辞泉 「近臣」の意味・読み・例文・類語

きん‐しん【近臣】

主君のそば近くに仕える臣下

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「近臣」の意味・読み・例文・類語

きん‐しん【近臣】

  1. 〘 名詞 〙 主君のそば近くに仕えるけらい。
    1. [初出の実例]「太宰府献白鳩、宴親王及近臣於殿上」(出典続日本紀‐養老四年(720)正月甲寅)
    2. [その他の文献]〔孟子‐万章・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「近臣」の読み・字形・画数・意味

【近臣】きんしん

近侍の臣。唐・杜甫〔紫宸殿退朝、口号〕詩 晝漏、聲聞えて、高閣に報ず 天顏喜びれば、臣知る

字通「近」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android