追体験(読み)ツイタイケン

デジタル大辞泉 「追体験」の意味・読み・例文・類語

つい‐たいけん【追体験】

[名](スル)他人体験を、作品などを通してたどることによって、自分の体験としてとらえること。「作者幼時追体験する」
[類語]経験体験見聞洗礼苦汁苦杯見聞き耳目遍歴場数を踏む

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「追体験」の意味・読み・例文・類語

つい‐たいけん【追体験】

  1. 〘 名詞 〙 他人の体験を、作品などを通して自分の体験として生き生きと、とらえること。
    1. [初出の実例]「若き日を追体験した」(出典:島崎藤村(1946‐56)〈平野謙〉新生)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android