追跡(読み)ツイセキ

デジタル大辞泉 「追跡」の意味・読み・例文・類語

つい‐せき【追跡】

[名](スル)
逃げる者のあとを追いかけること。「逃亡者追跡する」
物事経過をたどって調べること。「失敗原因追跡する」
[類語]尾行追尾付け回す追い回す跡を追う跡をつける追う追いかける追い詰める追いつく追い越す追い抜く追い上げる追い込む追尾深追い急追猛追

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精選版 日本国語大辞典 「追跡」の意味・読み・例文・類語

つい‐せき【追跡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 逃げる者のあとを追って行くこと。あとをつけること。追尾。
    1. [初出の実例]「其臭(にほひ)を嗅(かい)で追跡(ツイセキ)(〈注〉アトヲツケル)すること、一日或ひは半日に及ぶ」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉六)
  3. 物事の行なわれたあとをたどったり、理屈筋道をたどったりすること。
    1. [初出の実例]「明白な論理を追跡して行きさへしたら」(出典:鼠と猫(1921)〈寺田寅彦〉一)
    2. [その他の文献]〔史記‐孔子世家〕

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デジタル大辞泉プラス 「追跡」の解説

追跡〔小説:池波正太郎〕

池波正太郎の時代小説短編集。1973年刊行。「鬼平犯科帳」シリーズ。

追跡〔小説:高木彬光〕

高木彬光の長編推理小説。1962年刊行。弁護士・百谷泉一郎シリーズ。

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