そき‐え‥へ【退方】
- 〘 名詞 〙 ( 「退(そ)き方(へ)」の意。後世「そぎえ」とも ) 遠く離れた場所、あたり。そくえ。
- [初出の実例]「山川の曾伎敝(ソキヘ)を遠みはしきよし妹を相見ずかくや歎かむ」(出典:万葉集(8C後)一七・三九六四)
そく‐え‥へ【退方】
- 〘 名詞 〙 =そきえ(退方)
- [初出の実例]「天雲の 曾久敝(ソクヘ)の極み 天地の 至れるまでに」(出典:万葉集(8C後)三・四二〇)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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