通常(読み)ツウジョウ

デジタル大辞泉 「通常」の意味・読み・例文・類語

つう‐じょう〔‐ジヤウ〕【通常】

特別でなく、普通の状態であること。世間一般にみられる状態であること。副詞的にも用いる。「通常は家にいる」「通常7時に起きる」
普通[用法]
[類語]平凡ありきたり凡俗ありふれる一般一般的尋常平常通例標準標準的平均的つねただ当たり前常並み世間並み十人並み月並み凡庸日常茶飯日常茶飯事平平凡凡常套決まりお定まり平板類型的紋切り型芸がないノーマルレギュラースタンダード普通不断全般に総じて概して多くおしなべておおむね大概一体に総体およそ・広く・あまね広い幅広い手広い広範広範囲多方面多角多面多岐さまざま各種種種諸種いろいろ多様多様化多面的多種多種多様多彩数数いろんなとりどり色とりどりもろもろ百般万般諸般多元多元的多角的横断的複眼的雑多よろず各人各様十人十色千差万別マルチ事事物物種種雑多各様種種くさぐさ玉石混淆こんこう凡百ぼんぴゃく百態百事百千万端各般数多あまた数多すうた数次幾度等等諸相諸物山ほどざらあれこれ何やかや何だかんだ何のかの何くれ何くれとなくあれやこれやごちゃごちゃ枚挙にいとまがない十指に余るあの手この手エトセトラ日頃ひごろ常日頃つねひごろ常常いつも平生へいぜい平素日常常時常住行住座臥ぎょうじゅうざが常に絶えず終始始終ずっと日夜夜昼絶え間ない明け暮れ明けても暮れても寝ても覚めても朝な夕な昼夜をおかず昼夜を分かたず夜を日に継ぐ

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精選版 日本国語大辞典 「通常」の意味・読み・例文・類語

つう‐じょう‥ジャウ【通常】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 世間一般に、ごくふつうに見られる状態であること。日常的に用いられる状態であること。並であること。また、そのさま。ありきたり。あたりまえ。通例。
    1. [初出の実例]「通常射発の後、直ちに自ら地上に俯伏し」(出典:玉石志林(1861‐64)三)
    2. 「村荘の中に妾を囲ひ置候などは、其比通常の事の様に聞及び候」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一九)

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普及版 字通 「通常」の読み・字形・画数・意味

【通常】つうじよう

普通。

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