精選版 日本国語大辞典 「通過貿易」の意味・読み・例文・類語
つうか‐ぼうえき ツウクヮ‥【通過貿易】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
貿易貨物が輸出国から輸入国へ送られるとき、経路などの都合で直接に輸送されないで、いったん第三国(経由国)に陸揚げされて同国内を通過し、さらに仕向国に積み出される場合、この貿易を第三国からみて通過貿易という。形式的には中継(なかつぎ)貿易と似ているが、中継貿易の場合には、経由国の業者が貨物の売買契約当事者となるのに対して、通過貿易の場合には、経由国の業者は売買契約にはいっさい関与せず、貨物が単に通過するにすぎない。したがって、経由国の業者の収益源は、売買差益ではなく、運賃、保管料、保険料、艀(はしけ)料など貨物の通過に伴う種々のサービス料金である。オランダは、スイスやオーストリアなどの中部ヨーロッパ諸国と非ヨーロッパ諸国との貿易取引を結ぶ通過貿易国として有名である。
[秋山憲治]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
1 日が照っているのに、急に雨がぱらつくこと。日照り雨。2 夜、山野で狐火が連なって、嫁入り行列の提灯ちょうちんのように見えるもの。[類語](1)狐日和びより・天気雨・雨天・荒天・悪天・雨空・梅雨空・...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新