速度(運動エネルギー)の大きな中性子.遅い中性子に対する用語.核分裂で放出される中性子は,平均エネルギー約2 MeV であるが,数では0.72 MeV のものがもっとも多い.放射性核種を利用した中性子源から放出されるものは0.1~13 MeV である.普通,約0.1 MeV 以上のエネルギーをもつ中性子を速い中性子または高速中性子という.これとは別に,0.1~0.5 MeV のエネルギー範囲を中速中性子,0.5~10 MeV のエネルギー範囲を速い中性子,10~50 MeV のエネルギー範囲を高速中性子,50 MeV 以上のエネルギー範囲を超高速中性子とよび分ける場合もある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...
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