連理の枝(読み)レンリノエダ

デジタル大辞泉 「連理の枝」の意味・読み・例文・類語

れんり‐の‐えだ【連理の枝】

白居易長恨歌」から》連理となった枝。夫婦男女の仲むつまじいことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「連理の枝」の意味・読み・例文・類語

れんり【連理】 の 枝(えだ)

  1. 連理となった枝。転じて、夫婦、また、男女の仲の睦まじいさまをたとえていう。
    1. [初出の実例]「天にあらば比翼の鳥となり、地にあらばれんりのえだとならん」(出典:浜松中納言物語(11C中)一)
    2. [その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕

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故事成語を知る辞典 「連理の枝」の解説

連理の枝

[参照] 比翼の鳥

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