連用法(読み)れんようほう

精選版 日本国語大辞典 「連用法」の意味・読み・例文・類語

れんよう‐ほう‥ハフ【連用法】

  1. 〘 名詞 〙 活用語用法一つ。主として連用形に関して、それが、連用修飾格にたつ場合をいう。副詞的用法で、「速く(走る)・堂々と(歩く)」など、主に形容詞・形容動詞に見られる。動詞では、「急ぎ(帰京する)」など。

連用法の補助注記

大槻文彦の「広日本文典」(一八九七)では、動詞が他の活用語について複合語となる時、上の動詞が連用形になることをいう。「読み果つ」の「読み」などの用法。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android