連翩(読み)れんぺん

精選版 日本国語大辞典 「連翩」の意味・読み・例文・類語

れん‐ぺん【連翩・聯翩】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ひらひらとひるがえるさま。つらなり続くさま。
    1. [初出の実例]「浮藻聯翩たり、翰鳥の繳にかかって曾雲の峻しきより墜つるがごとし〈陸士衡〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔張衡‐思玄賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android