進奏(読み)シンソウ

デジタル大辞泉 「進奏」の意味・読み・例文・類語

しん‐そう【進奏】

[名](スル)天子に申し上げること。奏上。

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精選版 日本国語大辞典 「進奏」の意味・読み・例文・類語

しん‐そう【進奏】

  1. 〘 名詞 〙 天子に申し上げること。奏上。申奏
    1. [初出の実例]「古安徳天皇の壇の浦にて海底に沈めさせ給し宝剣出来れりとて、伊勢国より進奏(シンソウ)す」(出典太平記(14C後)二五)
    2. [その他の文献]〔柳宗元‐寧進奏院記〕

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普及版 字通 「進奏」の読み・字形・画数・意味

【進奏】しんそう

上奏する。

字通「進」の項目を見る

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