遅吟(読み)ちぎん

精選版 日本国語大辞典 「遅吟」の意味・読み・例文・類語

ち‐ぎん【遅吟】

  1. 〘 名詞 〙 詩歌を作るのが他人より遅いこと。
    1. [初出の実例]「予は蕉門遅吟第一の名有るすらかくのごとし」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)同門評)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android