遊脚(読み)ゆうきゃく

精選版 日本国語大辞典 「遊脚」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐きゃくイウ‥【遊脚】

  1. 〘 名詞 〙 彫刻で、人体立像が片脚に重みをかけ、他の脚を軽く遊ばせて立つコントラポストの時、軽く遊ばせている脚をいう。ギリシアの古典彫刻以来用いられる表現

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遊脚」の意味・わかりやすい解説

遊脚
ゆうきゃく
spielbein

彫刻用語。支脚に対して片足で立っている立像の,体重を軽く支えている側の足のことをいう。特に古代ギリシア・ローマ彫像多く使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android