遊金(読み)ユウキン

デジタル大辞泉 「遊金」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐きん〔イウ‐〕【遊金】

活用しないでしまい込んでおく金。あそびがね。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遊金」の意味・読み・例文・類語

あそび‐がね【遊金】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 有効に使用することなく、しまい込んでおく金銭。寝かしておく金。〔新しき用語の泉(1921)〕
  3. (くつわ)部分の名。鏡の心にかけた喰(はみ)と、手綱をつける引き手とをつなぐ鐶(かん)をいう。遊輪(あそびわ)

ゆう‐きんイウ‥【遊金】

  1. 〘 名詞 〙 有効に使用することなく、しまいこんでおく金。寝かしておく金。遊銀。あそびがね。
    1. [初出の実例]「遊金(ユフキン)あらば〈略〉丈夫な所へ振込で置がよい」(出典談義本・身体山吹色(1799)五)

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