遠洋性堆積物(読み)えんようせいたいせきぶつ(その他表記)pelagic sediment

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「遠洋性堆積物」の意味・わかりやすい解説

遠洋性堆積物
えんようせいたいせきぶつ
pelagic sediment

沿岸から遠く離れた大洋底に分布する深海堆積物。大陸近辺と異なり堆積速度はきわめて遅い。おもにプランクトン遺骸宇宙塵火山灰などでできていて,遺骸を主とする軟泥と遠洋性粘土に分けられ,遠洋性粘土は赤粘土で代表される。

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岩石学辞典 「遠洋性堆積物」の解説

遠洋性堆積物

もとはブロニアールが中生代堆積岩に与えた名称であるが[Brongniart : 1827],後には陸から物質供給が少ないか全くない深海堆積物という意味の語として使用された[Lyell : 1835].ギリシャ語のpelagosは海の意味.

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