出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…ある民族の音楽文化全体を指す〈民族音楽〉とはニュアンスを異にして,〈民俗音楽〉は階層社会の基層に属する集団・共同体にはぐくまれてきた伝統音楽を意味するものとされる。したがってそこには,上層における〈芸術音楽〉と対比させる考え方が介在している。通常,民俗音楽の枠の中にくくられるものとして,わらべうた,子守歌,民謡そして民俗芸能の中の音楽的側面が挙げられるが,敷衍(ふえん)して,日常生活の中でのかけ声,物売りの声,マスコミ的な流行歌などをも含めることもある。…
※「郷土芸能」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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