郷貫(読み)キョウカン

デジタル大辞泉 「郷貫」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かん〔キヤウクワン〕【郷貫】

《「貫」は戸籍の意》郷里の戸籍。本籍。また、郷里。

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精選版 日本国語大辞典 「郷貫」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かんキャウクヮン【郷貫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「貫」は戸籍の意 ) 郷里の戸籍。本籍。転じて、故郷。くにもと。
    1. [初出の実例]「籍貫といふは在所付けのこと。本経といふは先祖の由緒書のこと。籍貫本経を又郷貫脚色と云」(出典:制度通(1724)六)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐選挙志上〕

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普及版 字通 「郷貫」の読み・字形・画数・意味

【郷貫】きようかん(きやうくわん)

原籍。本籍。〔唐書、選挙志上〕今より一に司に委し、試みるの雜貫・三代の名を以て、中書門下にらしむ。

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