都三中(読み)みやこ・さんちゅう

朝日日本歴史人物事典 「都三中」の解説

都三中

没年:享保10頃(1725)
生年:生年不詳
江戸中期の一中節の太夫都金太夫三中とも。初代都一中の娘婿か。上方出身らしく,初代都一中と共に江戸へ下りそのワキを語っていたが,享保6(1721)年ごろから江戸にとどまり,江戸における一中節の普及に努めた。江戸の河東節との掛合曲「隅田川舟の内」を残している。

(吉野雪子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む