都市遺跡サーマッラー(読み)としいせきサーマッラー

世界遺産詳解 「都市遺跡サーマッラー」の解説

としいせきサーマッラー【都市遺跡サーマッラー】

2007年に登録されたイラクの世界遺産(文化遺産)。首都バグダットの北西、サラハディン州に位置し、ティグリス川両岸にある。836年にアッバース朝の首都になり、現在もイスラム教シーア派の聖地として知られている。7万2000枚の黄金タイルが張られたドームと、2つの黄金ミナレット(尖塔)を持っていたアスカリ廟は、イスラム世界最大級の建造物だったが、スンニ派過激組織によって破壊された。ユネスコ再建に取り組む方針を打ち出し、2007年の世界遺産登録と同時に危機遺産リストにも登録した。◇英名はSamarra Archaelogical City

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む