酒壺(読み)シュコ

デジタル大辞泉 「酒壺」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐こ【酒×壺】

酒を入れるつぼ。さかつぼ。

さか‐つぼ【酒×壺】

酒を入れる壺。

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精選版 日本国語大辞典 「酒壺」の意味・読み・例文・類語

さか‐つぼ【酒壺】

  1. 〘 名詞 〙 酒を入れるつぼ。酒を入れてたくわえておくつぼ。
    1. [初出の実例]「なかなかに人とあらずは酒壺(さかつほ)に成りにてしかも酒に染みなむ」(出典万葉集(8C後)三・三四三)
    2. 「わが国に七つ三つつくりすゑたるさかつぼに、さし渡したるひたえのひさごの、南風ふけば北になびき」(出典:更級日記(1059頃))

しゅ‐こ【酒壺】

  1. 〘 名詞 〙 酒を入れる壺。さかつぼ。
    1. [初出の実例]「老来欣遇清詩友、病後重傾小酒壺」(出典:寛斎先生遺稿(1821)一・永日無絃見過賦示)
    2. [その他の文献]〔呉志注‐孫権伝〕

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食器・調理器具がわかる辞典 「酒壺」の解説

チュウフー【酒壺】

中華料理で用いる徳利(とっくり)。注ぎ口が細くて長いのが特徴銀製、陶磁器製のものなどがある。

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