酒田(読み)サカタ

デジタル大辞泉 「酒田」の意味・読み・例文・類語

さかた【酒田】

山形県北西部、最上川河口の市。寛文12年(1672)河村瑞軒が貯米蔵を設け、大坂へ送る西廻り航路が開けて以来の庄内米の大集散地。平成17年(2005)11月八幡やわた町・松山町平田町合併。人口11.1万(2010)。

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旺文社日本史事典 三訂版 「酒田」の解説

酒田
さかた

山形県北西部,日本海に面し,最上川河口右岸にある港町
17世紀後半,河村瑞賢が貯米場を設けて西廻り航路を開いて以後,庄内米および最上川流域の物産の集散地・積出港として繁栄した。1933年市制施行。

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