酸味(読み)さんみ

精選版 日本国語大辞典 「酸味」の意味・読み・例文・類語

さん‐み【酸味】

〘名〙 すっぱい味。すい味。すみ。
植学啓原(1833)三「植酸〈略〉凡酸味之果草、其酸不一様
邪宗門(1909)〈北原白秋古酒・序「柑桂酒の酸味に竪笛の音色を思ひ浮かべ」 〔管子‐幼官〕

すっぱ‐み【酸味】

〘名〙 (「み」は接尾語。「あじ」を意味する「み(味)」の意識も加わる) 味がすっぱいこと。また、その度合

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「酸味」の意味・読み・例文・類語

さん‐み【酸味】

すっぱい味。すい味。すみ。「酸味の強いコーヒー」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「酸味」の読み・字形・画数・意味

【酸味】さんみ

すい味。

字通「酸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

栄養・生化学辞典 「酸味」の解説

酸味

 基本味一つ水素イオンによる味.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

少子化問題

少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...

少子化問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android