醵出(読み)キョシュツ

デジタル大辞泉 「醵出」の意味・読み・例文・類語

きょ‐しゅつ【×醵出/拠出】

[名](スル)金品を出し合うこと。「災害見舞金を―する」
[補説]「拠出」は当て字
[類語]醵金支出出金出費出銭でせん失費掛かりつい物入り支払い歳出経費実費雑費歳費決済勘定支弁払い払い込み出資先払い前払い後払い未払い不払い追いばら延べ払い一時払い分割払い有る時払い遅払い出世払い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「醵出」の意味・読み・例文・類語

きょ‐しゅつ【醵出・拠出】

  1. 〘 名詞 〙 事業などのために金銭品物を出し合うこと。
    1. [初出の実例]「貧富に応じて、求て軍費を醵出し」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android