重位(読み)じゅうい

精選版 日本国語大辞典 「重位」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐いヂュウヰ【重位】

  1. 〘 名詞 〙 おもい位。たかい位。高位
    1. [初出の実例]「心を以て心に伝て、言語の及ばざる重位あり。次第を越るは越三昧耶の罪あり」(出典:真言内証義(1345))
    2. 「物を知る処は人のえ知らざる所の重位を知る」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)七)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐王符伝〕

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普及版 字通 「重位」の読み・字形・画数・意味

【重位】じゆうい(ぢゆうゐ)・ちようい(ゐ)

重要な地位。〔潜夫論、貴忠〕夫(そ)れ王のするは天なり。皇天の愛するは人なり。今人臣、君の重位を受け、天の愛するを牧(やしな)ふ。焉(いづく)んぞ安んじて之れを利し、ひて之れを濟(な)さざるべけんや。

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