重出(読み)ジュウシュツ

デジタル大辞泉 「重出」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しゅつ〔ヂユウ‐〕【重出】

[名](スル)文章などで、同じ事柄が重複して出ること。ちょうしゅつ。「記事重出する」

ちょう‐しゅつ【重出】

[名](スル)じゅうしゅつ(重出)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「重出」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しゅつヂュウ‥【重出】

  1. 〘 名詞 〙 重ねて出ること。同じものが二回以上出ること。ちょうしゅつ。
    1. [初出の実例]「殊龔(きょう)延賢が方書数部同じ事多くして、重出しげく煩はし」(出典養生訓(1713)六)
    2. [その他の文献]〔摯虞‐討論新礼表〕

ちょう‐しゅつ【重出】

  1. 〘 名詞 〙 重ねて出ること。同じものが二回以上出ること。また、重ねて出すこと。じゅうしゅつ。
    1. [初出の実例]「同じやうな話が重出(チャウシュツ)するので」(出典:貧乏物語(1916)〈河上肇〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「重出」の読み・字形・画数・意味

【重出】ちようしゆつ

重なる。

字通「重」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android