精選版 日本国語大辞典 「重液」の意味・読み・例文・類語
じゅう‐えき ヂュウ‥【重液】
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鉱物など固体物質の比重の測定,または混合物の分離選別に用いられる比重の大きい液.比重の大きい純液体や溶液のほか,不均一な固-液混合物も用いられる.たとえば,CH3I(2.28),C2H2Br4(2.9),CH2I2(3.3),KI + HgI2 + H2O(3.4),BaI2 + HgI2 + H2O(3.58),ギ酸タリウム + マロン酸タリウム + H2O(4.9),HgTl(NO3)2 + H2O(5.3,76 ℃),ただし( )内は比重,温度の記載のないのは常温.不均一固-液混合物は選鉱に用いられる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…比重の異なる鉱物粒子の集りである鉱石あるいは石炭を適当な比重の液体中に浸漬すると,高比重の粒子は沈降し,低比重の粒子は浮上するので,比重差により鉱物を選別することができる。重液選別はこの原理を利用して選別する比重選別の一種で,重選ともいう。重液選別に使われる液体は重液と呼ばれる。…
※「重液」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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