精選版 日本国語大辞典 「金屋」の意味・読み・例文・類語
きん‐おく ‥ヲク【金屋】
かな‐や【金屋】
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和歌山県中北部、有田郡(ありだぐん)にあった旧町名(金屋町(ちょう))。現在は有田川町の中部を占める地域。旧金屋町は、1955年(昭和30)鳥屋城(とやじょう)、生石(おいし)、石垣(いしがき)、五西月(さしき)の4村が合併、町制を施行して成立。2006年(平成18)吉備(きび)、清水(しみず)の2町と合併、有田川町となった。旧町名は旧鳥屋城村の金屋に由来する。鋳物師の村金屋は有田川中流谷口の渡河点で村の中心となった。付近には市場(いちば)という地名もある。国道424号、480号が通じる。生石ヶ峰(おいしがみね)の南麓(なんろく)登山口でもあり、有田鉄道が早く通じた(2002年廃止)。中世山城(やまじろ)の鳥屋城跡(県史跡)、この地に生まれた明恵上人(みょうえしょうにん)ゆかりの歓喜(かんぎ)寺などの遺跡、江戸時代中期の農家鈴木家住宅(国指定重要文化財)などがある。ミカン栽培を主とするが、野菜栽培との複合経営やブドウなどの観光農園も増えている。有田川で行われる鵜飼(うかい)は県の無形民俗文化財となっている。
[小池洋一]
『『金屋町誌』全2巻(1972、1973・金屋町)』
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…極印を打ち品位を保証した判金は,すでに15世紀に貿易金として現れ,やがて戦国大名中に鋳造するものもあったが,京都,堺,奈良などに判金,極印銀を鋳造し,両替,秤量,吹替などを営む業者が現れた。16世紀末には地方にも同種の業者が出て,彼らを金屋(かねや),銀屋,天秤屋などと呼び,領主から特権を受けたものが銀座・天秤座である。判金は品位を保証した秤量貨幣で,このほか竿金,延金,玉金など形状によって呼ばれた製錬したままの金も取引された。…
※「金屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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