金幣(読み)キンペイ

デジタル大辞泉 「金幣」の意味・読み・例文・類語

きん‐ぺい【金幣】

金の貨幣
「この時、―に乏しかりければ」〈中村訳・西国立志編
金色ぬさ

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精選版 日本国語大辞典 「金幣」の意味・読み・例文・類語

きん‐ぺい【金幣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. きんかへい(金貨幣)」の略。
    1. [初出の実例]「日本の金幣、古はいかなる制なりしといふことを不知」(出典経済録(1729)五)
  3. 黄金幣帛(へいはく)。〔孔叢子記問
  4. 金色の幣(ぬさ)
    1. [初出の実例]「又金襴段子(どんす)を以てつつませて、総房にきんへい・紅の糸を付けたるもあり」(出典:信長公記(1598)一四)

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普及版 字通 「金幣」の読み・字形・画数・意味

【金幣】きんぺい

金貨

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